2011年6月28日、スバルの「ツーリング7シーター」エクシーガが、この時期恒例となっている年次改良を受けて発表・発売された。今回は新デザインのフロントグリルやヘッドランプが装着されるとともに、パドルシフトやオートライトなどの仕様装備の採用で商品力の向上を図った。さらに各グレードの特徴が際立つように、シンプルなラインアップに変更された。
エクステリアではまず、水平方向を基調とした新意匠のフロントグリルと横方向に流れるような新形状のヘッダランプを組み合わせて、ワイド感を強調したスポーティで精悍な印象を表現。氷をイメージしたシャープな印象のアイスシルバーメタリックと、抜けるような晴天の空を表現したスカイブルーメタリックの2色を新色として採用した。
インテリアではダークシルバー色の加飾パネルや、立体感のある織り目が特徴の新シート表皮(スクエアリンクファブリック材)がスポーティな印象の室内空間を演出。立体的で光輝感にあふれるスポーツルミセントメーターやオートライト機能が、ほとんどのグレードで標準装備となった。また走りの楽しさを広げるパドルシフトの展開も拡大された。
同日に発表・発売された福祉車両のトランスケア・シリーズを含む販売計画台数は、1カ月あたり全体で700台とのことだ。