【スバル】レガシィが恒例の年次改良でフットワークを改善

スバル・レガシィが2011年6月14日、この時期恒例の年次改良を受け、Cタイプ(2回目の年次改良を意味する)になった。また同時に好評のアイサイトを搭載したグレードを拡大展開し、アウトバックには特別仕様車を設定した。

まずは2.5i L Package/2.5i EyeSightをベースにした特別仕様車、アウトバック 2.5i/2.5i EyeSight S Package Limitedをご紹介しよう。200mmの最低地上高やワイドボディはそのままで、18インチのサマータイヤやビルシュタイン製ダンパーを採用。よりオンロード&スポーティなテイストを強調しているのが特徴だ。

特別仕様s 特別仕様グリル

↑アウトバック 2.5i EyeSight S Package Limited

次にレギュラーモデルのラインアップでは、ツーリングワゴンとB4に、2.5i/2.5GT EyeSightのS Packageを新たに追加。これは昨年秋にリリースした特別仕様車2.5i/2.5GT EyeSight Sport Selectionをベースに仕様装備の見直しを図ったもの。アウトバックの特別仕様車と同様に、18インチのサマータイヤやビルシュタイン製ダンパーを採用。この新グレードが販売のメインになりそうだ。

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↑B4 2.5i EyeSight S Package

全車種にわたる改良点は、リヤサスペンションのロアリンクであるラテラルリンクのアウト側へのピロボールブッシュの採用と、フロントスタビライザー取り付けブッシュの硬度変更だ。

ピロボールブッシュの採用は、操舵応答性の向上を、フロントのスタビライザーブッシュの硬度アップは、スタビライザーの初期の効きを高めるため。いずれもハンドリングに関する改善策といえる。

また、ビルシュタイン製ダンパー装備車は、ダンパーの減衰力を変更している。

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アイサイトシステムは、ステレオカメラの認識性能向上、VDCユニットの改良、制御ソフトの改良などにより、プリクラッシュ自動ブレーキや、全車速追従機能付きクルーズコントロール機能などがよりドライバーに違和感のない自然な作動にしている。この他に、サンルーフとアイサイトの組み合わせも選択できるようになった。

サイドミラーにはターンランプの点滅が室内側から確認できるターンインジケーターを装備した。

サイドミラー

ボディ色では、氷をイメージした「アイスシルバー・メタリック」を新設定。インテリアは新しい艤装パネルとなり、2.5i L Package、2.5i EyeSight、2.5GT EyeSightにはチタン調のパネルとしている。

価格1

価格2

スバル公式Web

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