富士重工業は2011年5月9日、スバル「インプレッサ WRX STI」シリーズがFIA(国際自動車連盟)のグループNに加えて、新たにグループR4のホモロゲーションを取得したと発表した。
グループR4は、改造範囲が厳しく制限されたグループN車両に、公認されたキットを装着することで、より競争力を確保できる新カテゴリーとなっている。
インプレッサ WRX STIは、グループR4のホモロゲーションを取得することで、車両の軽量化やサスペンションの変更、冷却性能の向上が可能となり、上位クラスのマシンとの競争に期待がかかる。
なお、公認されたR4キットは、ベースチームを通じて販売される。
ベースチームとはSTIのパートナーシップ契約に基づき、STIオフィシャルディーラーとしてモータースポーツ競技車両の組立・販売や、モータースポーツ全般のアフターサービスを行うプロフェッショナル企業であり、イギリスのプロドライブ・モータースポーツやトミ・マキネン・レーシングなどがある。