スバル インプレッサシリーズの頂点、「WRX-STI」にも4ドアセダンが復活!
新たに追加設定した4ドアモデルは、ロードスポーツとしての性能を追求し、優れた空力性能を持ちあわせた、WRX STIの新しい世界観を表現するモデル。すでに販売している5ドアタイプとはエンジンの変更はないものの、足まわりやエアロ形状の変更によりインプレッサシリーズ最強モデルと言えるだろう。 ちなみに2010年6月にニュルで行われた先行開発車によるタイムアタックでは7分55秒を記録。これは4ドア量産車の世界最速タイムになり、インプレッサに4ドアセダンが発売されたことで、永遠のライバルであるランエボとの対決も話題になるだろう。
また同時に「WRX STI」の改良や変更を行った。詳細は以下のとおり
■シャシー&ボディ
●サスペンションの最適化を図るために車高を5mm下げ、フロントサスペンションのアルミ鍛造製ロアアームを新たに設計し、アームリア側のブッシュをピロボールタイプへ変更。また前後コイルスプリングやスタビライザーの仕様も変更。これらにより運動性能の向上を図り、意のままに操る愉しさを高めている。大型アンダーカバーを床下に配置し、空力性能の向上を図っているのも特徴的。
■エクステリア
●見た目でわかるのが大きく張り出しエッジを効かせたフロント&リアフェンダーが「ワイド&ロー」を強調させ、「WRX STI 4ドア」には、空力特性を考慮した専用の迫力のある大型リアウイングを装着。バンパーコーナーの張り出しや、フォグランプまわりを強調した新しいデザインにより、力強く安定感のあるフロントフェイスに変更。またフロントグリルは精悍な黒基調とし、バンパーとともに開口部を大きくすることで、高性能に見合った機能性を表現している。バンパー下部サイドの押し出し感のあるリップスポイラーがスポーティさを高めている。
■インテリア
●インストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングの加飾部の色をダークキャストメタリックとし、シルバーの加飾部とコントラストをもたせることで、スポーティな運転席まわりを演出。 ●「 大人のプレミアムスポーツインテリア」に見合う、スポーティなイメージと高級感を高い次元で融合させたプレミアムタンインテリアを採用し、メーカー装着オプションに設定。 (「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」、BBS製18インチ鍛造アルミホイールとのセットオプション)
■その他
●メーカー装着オプションにサンルーフ(電動チルト&スライド式)を設定。[「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」]
●メーカー装着オプションのBBS製18インチ鍛造アルミホイールにブラックハイラスター塗装を追加。
●SUBARU G-BOOK mX対応のオーディオ一体型HDDナビゲーションシステムをメーカー装着オプションに採用し、フルセグ地デジチューナーを内蔵。[ 「WRX STI A-Line(4 ドア、5 ドア)」]
文:鈴木博之
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