日産 新型スカイライン400R搭載のVR30DDTT型エンジン追加情報

日産は2019年7月16日に、ビッグマイナーチェンジしたV37型スカイラインを正式に発表した。今回発売される新型スカイラインのハイブリッド・モデル以外には、これまではインフィニティ専用だった3.0L・V6ツインターボ・エンジン「VR30DDTT型」が搭載され、日本デビューとなる。このエンジンは2017年に開発されたV6エンジンで、従来のVQ型エンジンの後継機となる。

405psのエンジンを搭載する「400R」
405psのエンジンを搭載する「400R」

 

VR30DDTT型エンジン

興味深い点は、ちょうど同じタイミングでトヨタ(レクサス)はTNGAに基づいた最新の「ダイナミックフォース・エンジン」を導入している。レクサスLSに搭載される「V35A-FTS型」がそれで、3.5L・V6ツインターボで、422ps/600Nmを発生する。

日産のVR30DDTT型は3.0Lとひと回り排気量は小さいが、出力は405ps/475Nm、304ps/400Nmという2仕様が設定され、このVR型エンジンはリッターあたりの出力が大きく、トヨタのV35A-FTS型は排気量も大きく、ロングストローク・タイプでトルク重視型という違いがある。

VR30DDTTは吸気側に電動可変バルブタイミングを備えており、これはV35A-FTS型も同じだ。アイドリングやごく低負荷ではミラーサイクル運転を行なっている。シリンダーはプラズマ溶射でコーティングしたライナーレス構造を採用しており、この点は一般的な鋳鉄ライナーを持つV35A-FTS型と異なる。ライナーレス構造はシリンダー間の温度差を小さくし、低フリクション化や軽量化にも貢献する。

VR30DDTT型のディスプレイ・エンジン
VR30DDTT型のエンジン・ディスプレイ

VR30DDTT型は超小型ターボを2個装備し、電子制御ウエストゲート、2個の水冷インタークーラーなどを組み合わせている。このエンジンはレスポンスを重視しているため超小型ターボを採用しているが、405ps仕様の場合は超小型ターボの許容回転数20数万rpmの上限に近い領域を使用するため、タービン回転センサーを使用して回転数をチェックするシステムを採用している。

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