日産は2021年5月27日、スカイライン、フーガ、シーマ、フェアレディZ、GT-Rの5車種のステアリングナックルに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は工場からの情報によるもので、ステアリングナックルが、製造工程の熱処理が不適切であったため、強度が低下しているものがあるというものです。
大きな力がかかった場合に変形してホイールアライメントに狂いが生じる恐れがあり、そのままの状態で使用を継続すると、最悪の場合、ステアリングナックルが破断して走行不能となる恐れがあります。
対策は該当車両のステアリングナックルを良品と交換することになります。
該当車両は2020年8月~10月の間に生産された、スカイライン、フーガ、シーマ、フェアレディZ、GT-Rの5車種で、合計903台です。また、これ以外にこの期間に補修部品として出荷された48個が該当します。