三菱は2021年5月27日、軽自動車のeKシリーズ、日産ルークスのエンジンECUに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は39件の市場からの報告によるもので、エンジン制御コンピューター(ECU)の制御プログラムが不適切なため、幾つかの条件が重なった状況でエンジンからブレーキ倍力装置への負圧供給が遅れる場合があるというものです。
そのため、最悪の場合、強い制動力が必要な場合に、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなる恐れがあります。
対策は該当車両のエンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えることになります。
該当車両は2019年3月~2021年3月の間に生産された、三菱eK、eKスペース、日産デイズ、ルークスの4車種で、合計30万2097台です。