ルノー・日産自動車・三菱自動車は2018年1月30日、2017年1月~12月の1年間で合計1060万8366台を販売したと発表した。 三菱自動車がアライアンスに加わった初の丸1年となった2017年、合計販売台数は前年比6.5%増となっている。
アライアンス会長兼CEO カルロス・ゴーン氏
「2017年に1060万台以上の乗用車およびLCVを販売したことで、ルノー・日産自動車・三菱自動車は世界一の自動車グループとなりました。この成長は、アライアンスのモデルラインアップの幅広さ、グローバルな市場プレゼンス、そして魅力的な自動車技術などによるものです」
また同日、日産は2017年12月度および1〜12月の累計生産・販売・輸出実績を発表した。
12月度の生産については、グローバル生産は前年実績を下回り、国内生産も前年実績を下回っている。一方海外生産は6カ月連続で前年実績を上回り、12月としての過去最高を記録している。また1〜12月累計では8年連続で前年実績を上回り、累計としての過去最高も記録している。国内生産は2年連続、海外生産は8年連続で前年実績を上回っている。
12月のグローバル販売は前年実績を下回り、国内販売・海外販売ともに前年実績を下回ったが、中国では前年実績を上回っている。1〜12月累計では8年連続で前年実績を上回り、累計としての過去最高を記録している。国内販売は4年ぶり、海外販売は8年連続で前年実績を上回っている。
12月度の輸出は前年実績を下回ったが、累計では3年連続で前年実績を上回った。
グローバルマーケティング&セールス担当副社長 ダニエレ・スキラッチ氏
「2017年1月〜12月期は、グローバル生産、販売共に過去最高を記録しました。アメリカでは『ローグ』シリーズの販売が暦年として過去最高となりました。『日産』、『ヴェヌーシア』両ブランドとも健闘した中国市場も、販売が過去最高となりました。暦年下半期には日産が推し進める『日産 インテリジェント モビリティ』を体現した新型『リーフ』を日本で発売し、18年より世界各国で販売開始します。日産は、このダイナミズムを発展させ、より多くの人に『インテリジェント モビリティ』を体感頂けるよう取り組んで参ります」