【自動車技術会】初の試みとなる「第1回 新車技術セミナー」を開催

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名古屋で開催された「第1回 新車技術セミナー」。インフィニティQ50の冷間プレスによる超高張力ボディ骨格も展示

自動車技術会は、2013年10月23日に名古屋国際会議場で初めての試みとなる「第1回 新車技術セミナー」を開催した。このイベントは、自動車関連のエンジニアが組織・団体の枠を超えて集い、自動車メーカーが発表した新車を題材に、車両の狙いや搭載されている新技術について意見交換をする場として、新たに立ち上げたもの。

第1回目のこのイベントでは、アメリカで8月から発売を開始した、日産の「インフィニティ Q50」(日本名:今秋発売予定のスカイライン)をメインテーマとして取り上げた。当日は、自動車メーカー10社、部品メーカーをはじめとする80の企業、団体、学術機関から400名を超える聴講者が集まった。

開会挨拶する自動車技術会会長・山下光彦氏(日産・副社長)
開会の挨拶する自動車技術会会長・山下光彦氏(日産自動車・副社長)
プログラム
大会プログラム

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第一部は表のように企画・デザイン・開発責任者による講演会を行ない、車両コンセプトやデザイン、搭載新技術やシステムについて紹介。技術講演後の第二部では、軽食をとりながら車両の企画開発に直接携わった開発メンバー達を囲んで意見交換をする場が設けられた。

日本ではようやくこのような業界全体を対象にした企画が開催されたことは大いに評価できる。今後は、こうした企画の積み重ねの上で、エンジニア同士で選ぶ「ボディof the year」や「エンジンof the year」などに発展することを期待したい。

 

自動車技術会公式サイト

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