日産自動車は203年6月6日、新型軽自動車「デイズ」を同日より発売すると発表した。「デイズ」は、日産と三菱の合弁会社「NMKV」が商品企画、デザインを担当し、三菱がハードウエアの開発・生産を行うという新たな枠組みにより誕生した軽自動車だ。発表会で日産の志賀COOは、「両社の英知を出し合うことで企画が成功した」と語っている。
新型 「デイズ」は、日産が企画から関った初の軽自動車となり、新開発の3気筒エンジンと副変速機付CVT、軽量ボディの採用などにより軽ハイトワゴンNo1の低燃費29.2km/L(JC08モード)を実現。このため自動車取得税、自動車重量税が免税となる。
デイズはベースモデルとスポーティ仕様のハイウェイスターの2シリーズがラインアップされる。
デイズはダイナミック感のあるエクステリア、質感の高いインテリア、軽自動車初となるアラウンドビューモニターやタッチパネル式オートエアコンを採用するなど、軽自動車の枠を超えた快適性と利便性を備えている。なお三菱のeKワゴン、eKカスタムとは、ヘッドライトやバンパーのデザインが異なり、デイズは日産らしいデザインテイストを実現しているが、これらは商品企画、デザインの段階で盛り込まれているという。
またデイズは女性ユーザーがメインのため紫外線を99%カットするフロントドアのスーパーUVカット断熱グリーンガラスやエマージェンシーストップシグナル、コンフォートフラッシャー、ドアロック連動自動格納機能付 電動格納式リモコンカラードドアミラーなど、快適性を重視した装備も充実させているのが特徴だ。
デイズの発売に伴い、オーテックジャパンのカスタム仕様「デイズ・ライダー」、ライフケアビークル(福祉車両仕様)の「アンシャンテ・シリーズ」もラインアップされている。
なお日産は、新型 「デイズ」に引き続き、「デイズ・シリーズ」第2弾として、2014年初頭にスーパーハイトワゴンの「デイズ・ルークス」を発売予定だと発表した。