三菱 アウトランダーPHEVの大幅改良でバッテリー、エンジンもアップデートし国内だけでなく、欧州、北米、豪州、NZへ投入

三菱自動車は2024年10月2日、日本・北米・豪州・ニュージーランドで販売しているクロスオーバーSUV「アウトランダー」PHEVモデルを大幅改良し、日本市場には2024年秋から、ヨーロッパ市場では2025年春から20ヵ国で順次販売を開始すると発表した。

また今後、PHEVモデルとともにガソリンモデルも大幅改良を予定しており、北米、豪州・ニュージーランドなどへ2025年に投入を予定している。

アウトランダーPHEVは三菱のフラッグシップ・モデルであり、電動化技術と4輪制御技術「S-AWC」を盛り込んだ象徴的なモデルだ。

今回の大幅改良は、「洗練」と「上質」をテーマとし、デザインを刷新している。また、電動車としての魅力を高めるため、駆動用バッテリーをアップグレードし、液冷式にするとともに容量は22.7kWhに増大。ヨーロッパ仕様ではEV航続距離を80km超(WLTPモード)になり、最高出力も約20%向上させ、フロントに搭載されるモーターは85kW(116ps)/255Nmを、リヤモーターは100kW(136ps)/195Nmを発生。システム総合出力は302psとなり、爽快な加速性能を実現している。

2.4LエンジンはEGR増大、排ガス対策を実施

さらに、S-AWC制御の最適化やサスペンションの改良とともに新タイヤを採用し、より上質で安定した乗り心地を実現している。

インテリアは12.3インチに大型化したスマートフォン連携ナビゲーションや、コネクティッド機能の拡充、シートベンチレーション機能の採用などにより、利便性と快適性を向上させている。さらに、ヤマハ株式会社と共同開発し、音質へのこだわりを追求したオーディオシステムを搭載するなど装備を充実させている。

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