三菱自動車は2022年4月21日、軽商用車「ミニキャブバン」、「ミニキャブトラック」のエンジンを改良して燃費性能を向上させたほか、軽乗用車ワゴン「タウンボックス」を一部改良して発売した。なおミニキャブ・シリーズはスズキのエブリイ、キャリイのOEMモデルだ。
ミニキャブバンは、可変バルブタイミング機構を排気側にも採用するなどエンジンを改良したほか、4速AT車はアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」を採用することで、燃費性能を約10%向上させている。
上級グレードはターボエンジン搭載の「ブラボーターボ」を廃止して自然吸気エンジン搭載の「ブラボー」を新たに設定し、ディスチャージヘッドライトの採用や新色の「クールカーキパールメタリック」を設定している。
ミニキャブトラックは、可変バルブタイミング機構を排気側にも採用するなどエンジンを改良したほか、AT車では3速ATから4速ATに変更し、アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」を採用することで、燃費性能を約10%向上させている。その他ではトリイのロープフックを2ヶ所から4か所とし、作業性を向上。
タウンボックスは、上級グレード「Gスペシャル」のステアリングホイールをウレタンから本革巻きに変更して質感を向上させたほか、新色の「クールカーキパールメタリック」を設定している。