【リコール】三菱 旧型ミニキャブ系の冷却システムに不具合

三菱自動車は2020年9月3日、1998年~2013年の旧型の軽自動車バン系のタウンボックス、ミニキャブ、クリッパーなど5車種の冷却装置に不具合があるとしてリコールを届け出ました。

不具合の内容は市場からの報告によるもので、エンジン冷却系のラジエーターチャンバー(冷却水内の気泡を分離するための装置)の強度が不足しているため、積載状態で高速・高回転運転や登坂運転の直後に、エンジン停止を繰り返して行なった場合、チャンバーに亀裂が発生し、冷却水が漏れることがあるというものです。

そのため、冷却水が漏れた状態でそのまま走行を続けると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動不可となる恐れがあります。

なおこの不具合は2013年4月からサービスキャンペーンとして、ラジエーターチャンバーの点検、交換などが行なわれていましたが、今回対象車種を拡大したことで改めてリコールとして届出されています。

対策は、該当車のラジエーターチャンバーを確認し、対策前の部品であった場合は対策品と交換することになります。

該当車は1998年~2013年の間に生産されたミニキャブ、タウンボックス、タウンボックスワイド、クリッパー、クリッパーリオの5車種で、合計45万6603台。

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