三菱自動車は2020年8月20日、軽自動車ハイトワゴン「eKクロス」、「eKワゴン」に、予防安全技術「e-アシスト」と高速道路同一車線での運転支援技術「マイパイロット(MI-PILOT）」の機能向上など、安全性向上の一部改良を行ない、発売しました。
今回の一部改良ではミリ波レーダーを追加し、予防安全技術「e-アシスト」の性能を高め、新たに4機能を追加。高速道路同一車線運転支援技術の「マイパイロット」の機能を向上させ、同時にヒルディセントコントロールを新採用しています。
「e-アシスト」は、道路標識検知、前方の2台前を走る車両をミリ波レーダーでモニターし、急な減速など自車からは見えにくい前方の状況変化を検知する、前方衝突予測警報（PFCW）、先行車発進通知、ふらつき警報の機能が新たに追加されています。
運転支援技術「マイパイロット」は、追越し時の加速機能追加し、ウインカーを出すと設定速度内で加速し、先行車との車間距離を若干詰めることで、スムーズな追越しをアシストできるようになりました。またワイパー低速作動時の車線維持支援機能と、ワイパー高速作動時のアダプティブクルーズコントロールの利用ができるようになっています。
その他に、運転席SRSニーエアバッグと、リヤシートベルトのプリテンショナー機構と非着用ウォーニング着座センサーを設定し、安全性を向上（eKクロスに標準装備、eKワゴンにメーカーオプション設定）。
またeKクロスにはヒルディセントコントロールを標準装備としました。さらにヘッドライトのスイッチはOFFポジションを廃止し、AUTOのみに変更。センターパネル部に充電用USBポートを新装備しています。
その他に、eKクロスのボディカラーは、サファイアブルーメタリックと、サファイアブルーメタリック/スターリングシルバーメタリック（有料色）を新設定し、モノトーン6色、2トーン5通りのラインアップとなりました。
