三菱は、2016年7月度の生産・販売・輸出実績を発表した。それによると、燃費試験不正問題の影響が市場に大きく影響している結果となった。
国内販売は登録車、軽自動車ともに前年比割れとなり、前者は前年比50.3%の2652台、後者は同83.0%の3712台。これで、2016年3月から5カ月連続で前年比減となった。
主な車種の販売台数は、デリカD:5が944台(前年比83.6%)、ミラージュが373台(前年比89.7%)、アウトランダーが228台(前年比57.4%)、アウトランダーPHEVが261台(前年比11.0%)、eKワゴン・eKカスタムが1766台(前年比100.2%)、eKスペースが875台(前年比64.2%)、デリカD:2が548台(前年比182.7%)。国内シェアも前年同月の2.5%から大きく下がる1.7%となった。
生産面では、国内生産は4カ月連続前年比減となる4万1397台(前年比74.7%)。海外生産にいたっては、前年比90.5%の39,748台で、これで15カ月連続前年比減となった。海外生産のうち95%以上を占めるアジアでは、タイで前年を大きく上回る2万5599台(前年比119.2%)となったが、重要市場の中国では4718台(前年比89.9%)と減少が著しかった。
輸出出荷は2016年4月以来、4カ月連続前年比減(前年比89.8%)の3万3363台。主要市場では、アジアが2434台(前年比63.2%)、北米が8422台(前年比151.5%)、欧州が1万621台(前年比85.3%)となっている。
三菱の中古車情報は
三菱公式サイト