三菱自動車は、スーパーハイトワゴンタイプの軽乗用車「eKスペース」に、特別仕様車の「Style Edition(スタイルエディション)」を設定し、全国の系列販売会社を通じて販売を開始した。
ベースとなるのは、NA(自然吸気)エンジンを搭載する「G」と、ターボエンジンを搭載する「カスタムT」の2タイプで、専用ボディカラーや安全装備を追加している。
まずエクステリアでは、専用2トーンカラーが大きな特徴。Gスタイルエディションはホワイトルーフ、カスタムTスタイルエディションはブラックルーフとなり、前者はウォーターブルーメタリック、後者はライトニングブルーメタリックの新色を用意。それぞれ2トーンカラー3色、モノトーンカラー2色の全5色をラインアップする。
また、Gスタイルエディションではメーカーオプションの14インチアルミホイールを標準装備。カスタムTスタイルエディションでは2トーンカラー仕様はグリルなどがダーククローム化する。
インテリアでは、カスタムTスタイルエディションにメッキモールとピアノブラック加飾を施した本革巻きステアリングホイールを特別装備するほか、ドアアームレストにメッキ調ラインモールをあしらい、スポーティかつ上質感を演出する。
そして、もうひとつの大きなポイントが安全装備。両モデルともに「e-Assist」を標準装備としている。これは、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムと誤発進抑制機能を備えるもの。
このほかの装備面では、IR(赤外線)カットガラスを両車に標準装備したほか、Gスタイルエディションに両側ワンタッチ電動スライドドアを、カスタムTスタイルエディションにバードアイビュー機能付きマルチアラウンドモニターを標準装備している。
これだけの特別装備や専用カラーを採用しながら、両モデルともにベース車からの価格アップは10万円以下。さらにエコカー減税の対象となるのも嬉しいポイントだ。