三菱自動車は2015年11月26日、ミニバンの「デリカD:5」を一部改良するとともに、カスタムモデルの「ROADEST(ローデスト)」にディーゼルエンジン搭載グレードを追加、さらに冬の特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を設定することを発表。全国の系列販売会社を通じて12月17日(木)から販売を開始する。
一部改良では、電動スライドドアにワンタッチ開閉スイッチを採用。ニーズの高かった装備を追加することで、電動スライドドアの利便性をさらに向上した。
また、ローデストに新たに追加されたグレードは、「ローデスト Dパワーパッケージ」で、4WDのみの設定。搭載エンジンは、すでにデリカD:5で展開されている2.2Lクリーンディーゼルで、スペックも同様。これに合わせて、従来のローデストGプレミアムが廃止されたほか、ローデストは全車8人乗りとなった。
このクリーンディーゼル車は、エコカー減税及び自動車税のグリーン化特例の対象となり、自動車取得税、自動車重量税が免税となるほか、新規登録された翌年度の自動車税がおおむね75%軽減される。また、CEV補助金の対象となり、制度を利用した場合、最大5万円の交付が受けられる。
この時期の定番となった特別仕様車のシャモニーは、クリーンディーゼルエンジン搭載グレード「Dパワーパッケージ」の8人乗りがベース。エクステリアでは、メッキのアウタードアハンドルとウィンカー付き電動格納式リモコンドアミラー、専用エンブレムを特別装備する。また、ボディカラーは2トーン2色とモノトーン2色の計4色を設定。
室内では、運転席パワーシートや人気の高いブラック内装、本木目&本革巻ステアリングホイール、各種木目調パネル、リラックスルームイルミネーションを採用。また、7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーションMMCSの装着有無の選択も可能となる。