2015年2月25日、ミツビシは2015年3月3日のプレスデーから始まる第85回ジュネーブ国際自動車ショーの出展概要を発表した。
今回のジュネーブショーには、ピックアップトラック「L200」(タイ名:トライトン。欧州で2015年夏発売)や「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」が出展されるが、このXR-PHEV IIは世界初公開となる。
「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」は、新たなプラグインハイブリッドEVシステム(PHEV)を搭載した小型SUV。都市型クロスオーバーにぴったりの小型・軽量・高効率なFFタイプとなっており、プラグインハイブリッドでトップレベルの低CO2排出量40g/km以下を実現するとともに、レスポンスよく滑らかで力強い走りを実現しているという。
この新型SUVに採用されるPHEVシステムは、MIVECエンジン、新開発のモーターとジェネレーター、そして新型パワードライブユニットを組み合わせたもの。これらのユニットはフロントに搭載され、大容量バッテリーは低重心化のためにフロア下に配置されている。
走行モードはモーター走行を基本に、エンジンが発電と駆動の両方を担い、走行状況やバッテリー残量に応じて、EV走行、シリーズ走行、パラレル走行の適な走行モードを自動選択する。アウトランダーPHEVでも好評のバッテリーセーブモードやバッテリーチャージモードも使用でき、バッテリーをドライバーの意思でセーブ、チャージすることもできる。