三菱自動車は2018年10月29日、2018年9月単月および2018年度上半期(4月〜9月)の生産・販売・輸出実績を発表した。
【2018年9月】
生産
2018年9月の国内生産台数は63,604台と、2018年2月以来、8ヶ月連続前での前年比増( 前年比118.0%)となっている。
海外生産についてはアジアでの増加(60,646台、前年比101.5%)もあり、累計64,344台と8月から大きく増加、2ヶ月ぶり前年比増(前年比103.3%)となっている。
国内・海外の総生産も127,948台で2017年5月以来、17ヶ月連続での前年比増(前年比110.2%)と好調を維持している。
販売
国内販売については合計11,394台(前年比106.1%)と9ヶ月連続での前年比増となった。
車種別では前年比減ながら「eKワゴン・eKカスタム」(3,484台、前年比84.1%)が全体を牽引しており、加えて「アウトランダーPHEV」が1,247台(前年比219.5%)と大きく台数を伸ばしている。さらに「eKスペース」(1,539台、前年比111.3%)、「デリカD:5」(1,461台、前年比103.3%)なども好調なセールスを継続しており、これらの車種が国内販売を支えている。
輸出
輸出は41,017台で2017年11月以来、11ヶ月連続で前年比増(前年比119.4%)を続けている。特に欧州市場が15,309台(前年比160.5%)と好調を維持しており、さらにアジア圏への輸出が2,418台(前年比319.8%)と大きく伸びた。一方、北米市場は9,049台と台数こそ大きいものの、前年比66.5%と前年比を割っている、
【2018年度上半期(4〜9月)】
生産
2018年4〜9月期の国内生産は316,402台(前年比122.8%)で2017年度上半期以来、2期連続での前年比増加となった。
海外生産もアジア全体での生産(345,655台、前年比116.4%)が大きく寄与し、海外全体で358,816台と2017年度上半期以来、2期連続での前年比増加となっている(前年比117.2%)。
国内・海外の総生産も675,218台で2期連続前年比増となった(前年比119.8%)。
販売
2018年4〜9月期の国内販売は計47,648台で2017年度上半期以来、2期連続前年比増と好調なセールスを継続している(前年比111.8%)。
車種別では「eKワゴン・eKカスタム」(14,037台、前年比103.2%)が全体の約3割を占めている。以下、「デリカD:5」(6,174台、前年比102.7%)、「eKスペース」(6,502台、前年比109.3%)、「エクリプス クロス」(5,171台)「アウトランダーPHEV」(3,024台、前年比130.9%)などが続く。
輸出
2018年4〜9月期の輸出は、月ごとの浮き沈みはあったものの、アジア圏(10,680台、前年比184.3%)、北米(62,813台、前年比128.8%)、欧州(71,319台、前年比143.7%)と、いずれの地域でも前年比増となり、全体で331,049台と2015年度上半期以来、3期ぶり前年比増となった(前年比131.9%)。
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