三菱自動車は2018年7月27日、6月単月および2018年上半期(1〜6月)の生産・販売・輸出実績を発表した。
(注)国内販売は輸入車を含みます。
(注)海外生産台数…従来統計に含めていた中国での現地ブランド車を2012年4月の統計より除いています。
【2018年6月単月】
■生産
6月の国内生産台数は57,469台と、前年比では 119.8%と2018年2月以来、5ヶ月連続での前年比増を維持。
海外生産についても62,054台と6月期よりもやや減少したものの前年同月比125.4%と、2017年11月以来、8ヶ月連続前年比増を続けている。海外生産のほとんどはアジアに集中しているが、中国での生産が前年比155.7%と大きく増加、国内・海外の総生産でも119,523台、前年同月比で137.1%と14ヶ月連続での前年比増をキープした。
■販売
国内販売については合計9,253台で2018年1月以来、6ヶ月連続前年比増(前年比112.4%)、5月は低調だった軽自動車も114.7%と復調してきた。
車種別では「eKワゴン・eKカスタム」が2,843台、「eKスペース」が1,404台と、これらの車種の伸びが国内販売を支えている形となった。
■輸出
輸出は2017年11月以来、8ヶ月連続で前年比増(前年比137.1%)を続けており、アジア圏への輸出は5月期よりは落ちたものの、前年比133.2%と好調を維持。北米市場へも13,224台で前年比で138.0%、ヨーロッパへも12,253台と前年比143.4%と、全世界的に増加した。
【2018年上半期(1〜6月)】
■生産
2018年上半期の国内生産台数は331,708台で、2014年上半期以来、4期ぶり前年比増(前年比116.1%)を記録した。
海外生産についても382,438台で前年比131.2%と、2017年上半期以来、2期連続での前年比増となっており、総生産では714,146台・前年比123.8%と2017年上半期以来、2期連続連続での前年比増となった。
■販売
2018年上半期の国内販売については、「デリカD:5」(7,233台、前年比107.4%)「eKワゴン・eKカスタム」(17,472台、前年比123.3%)などの車種の増加もあり、登録車・軽自動車での合計は56,425台、前年比116.2%と2017年上半期以来、2期連続での前年比増となっている。
■輸出
2018年上半期の輸出状況は北米向けが75,193台(前年比154.0%)、ヨーロッパも74,019台(前年比149.1%)と増加、アジア市場へも前年比167.6%と成長を見せ、2016年上半期以来、2期ぶり前年比増(前年比133.6%)を記録した。