株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区)は2018年7月3日、三菱自動車が運営する「週末探検家」プロジェクトとコラボレーションし、新たに公開された「古典絶景NAVI」にて、俳句や和歌に描かれた絶景の出現予測情報を提供することを発表した。
「週末探検家」プロジェクトとは、働く人たちのワーク・ライフ・バランスに注目が集まる中、好奇心や探究心といった“探検マインド”を持つ行動派の大人に、“自然現象への挑戦”をテーマに様々なコンテンツを発信、「休むだけなんてもったいない」と思えるような週末の過ごし方を提案していくプロジェクトだ。
今回の「古典絶景NAVI」は、2017年に公開した「雲海出現NAVI」に続く第二弾で、前回開発された雲海出現の予測システムも活用している。
プロジェクト第二弾となる「古典絶景NAVI」は、和歌や短歌、俳句など古典芸能の中で詠まれてきた日本古来の風景の見るためのシステムだ。しかし、こうした情景豊かな歌に描かれた、俳人や歌人が感動した“古典絶景”は、雲海や霧など地形や気象条件が重なって発生する自然現象もあるために、必要条件が揃わないと必ずしも見ることができない。
「古典絶景NAVI」は、こうした“古典絶景”の出現を予測するシステムとなっている。
■詳細・利用方法
・スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、「お知らせ」にアクセス
・三菱自動車のWEBサイト「週末探検家」からアクセス
■厳選した18か所の“古典絶景”目撃への挑戦をサポート
「古典絶景NAVI」は、全国に存在する俳句や和歌で詠まれた18か所の絶景スポットにおける、週末の“古典絶景”出現確率を表示するシステムとなっていて、国文学者の監修のもと抽出・選定された18作品について、その絶景の見られる気象条件を定義。ウェザーニューズのこれまでの知見やAIなど最先端の予測技術を用いて、天気・気温・気圧・風向風速・湿度の予測データや3Dの地形データ、月の満ち欠けなどを組み合わせてシミュレーションし、出現確率を予測する。
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」もしくは三菱自動車のWEBサイト「週末探検家」から、出発地点の住所を入力すると、そこから最も近いスポットの週末の“古典絶景”出現確率が数値で表示。また、「古典絶景MAP」から行きたいスポットを選択して、その“古典絶景”出現確率を確認することもできる。