三菱 2018年4月単月の生産・販売・輸出実績を発表

三菱は2018年5月30日、4月の生産・販売・輸出実績を発表した。

■生産

4月の国内生産台数は48,283台。年度区切りを越えたことから3月に較べれば台数自体は少なくなっているが、前年比で見てみるとじつに142.3%。2月以来3カ月連続で前年比増となった。

海外生産についても49,017台は、前年比で120.3%。こちらは2017年11月以来6カ月連続での前年比増だ。
海外生産のほとんどはアジアでの生産となっているが、4月のアジアでの生産台数47,847台。これは前年比119.8%となる台数だ。
内訳としては中国が9,936台で、前年比90.7%と減少気味。しかしタイは21,898台で、前年比113.3%という増加傾向をキープしている。

また、国内、海外ともに好調なため、総生産でも10万台近い97,300台を記録。前年比は130.3%となった。

■販売

国内販売については、4月に販売した合計が5,072台。これは前年比105.4%の台数で、4カ月連続での前年比増となっている。
ただ、その内容は、登録車が2,346台で前年比115.7%となっているのに対して、軽自動車は台数こそ2,726台と登録車を上回っているものの、前年比は97.9%とやや減少。登録車はエクリプス クロスを900台近く販売したのが、数字の上で大きく効いているようだ。

■輸出

ここ半年ほど順調に前年比を伸ばし続けている輸出出荷は、4月の実績が30,976台で前年比は140.5%をマークした。
絶対数は少ないものの伸び幅が大きかったのがアジア向けで、784台は前年比294.7%。また、北米向けにしても欧州卯向けにしても、1万台を超える台数が輸出され、それぞれ前年比で136.2%、125.5%を記録したのが、輸出全体の台数を底上げした結果につながった。

三菱 2018年4月 生産・販売・輸出実績

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