三菱自動車は2012年6月25日、8月末に日本での発売を予定している新型グローバルコンパクトカー「ミラージュ」の予約注文を、6月26日から全国の系列販売会社で開始すると発表。同時にグレード構成と車両本体の予定価格(消費税込み、以下同)も明らかにした。それによると基本装備の「E」が99.8万円、実用装備の「M」が118.8万円、快適装備の「G」が128.8万円となっている。なお、発売までの約2カ月間に成約すると5万2500円分のディーラーオプションをプレゼントするキャンペーンも実施している。新型ミラージュは『低燃費/コンパクト/低価格』を基本コンセプトとし、「先進国における環境対応車」と「新興国におけるエントリーカー」というニーズを両立させた新しいグローバルコンパクトカーで、昨年の東京モーターショーでワールドプレミアされた。さまざまな国と地域で「クラストップレベルの燃費」と「コンパクトカーならではの扱いやすさ」、「コンパクトでありながら大人5人に十分な居住空間」をリーズナブルな価格で提供することを目指している。
すでに本年3月、世界に先駆けて生産拠点であるタイで発売を開始しており、6月20日時点での受注台数は2万7000台に達しているとのこと。さらに今月よりタイ以外のASEAN諸国への出荷も開始している。そして日本仕様の新型ミラージュも、このほど国土交通省の自動車型式指定を取得し、8月末の発売に向けて7月上旬より量産を開始することとなった。
日本仕様の新型ミラージュは全車に1.0Lの直列3気筒MIVEC エンジンと無段変速機のCVTを搭載。「M」と「G」にはアイドリングストップ機能のオートストップ&ゴーなどのエコサポート技術を採用し、ガソリンエンジン登録車トップの27.2km/L(JC08 モード燃料消費率、国土交通省審査値/2012年6 月25 日時点の同社調べ)を実現している。
これにより「M」と「G」は平成27 年度燃費基準+20%を大幅に上回ってエコカー減税の対象車となり、電気自動車やハイブリッド車と同様に、ご購入時の自動車取得税と自動車重量税が“免税”となる。またエントリーグレードの「E」もアイドリングストップ機能は非搭載ながら、細部に至る軽量化や徹底した走行抵抗及び空気抵抗の低減などで、JC08 モード燃費は23.2km/Lを実現。こちらもエコカー減税の対象車となり、購入時の自動車取得税と自動車重量税が75%減税となる。
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