クリスマスを目前に控えた2022年12月11日(日)、横浜のみなとみらいにあるパシフィコ横浜の円形広場で「ロードスター横浜&東京サンタドライブ2022」が開催された。
このイベントはロードスターを愛する人々の全国組織「RCOJ(ロードスタークラブオブジャパン)」の主催で行なわれ、今回で14回目を迎える。
東京都ひとり親家庭福祉協議会と横浜市母子寡婦福祉会と連携し、ひとり親の家族を招待してクリスマス仕様のロードスターに乗ってもらい、サンタクロースと一緒にオープンカーでのドライブを楽しんでもらおうという企画だ。
サンタクロースが運転するロードスターは全国から33台が大集合。
関東近郊をはじめ広島や淡路島からもRCOJの有志メンバーが駆けつけた。
装飾はもちろん手作り。中でも一際注目を浴びていたのがこのロードスター。
「4月からサンタクロースの変身とサンタ装飾。これ何も変えてないんです。ミッキーとミニー、ウッディーには12月に入ってから帽子をかぶせたました」とアツく語るオーナーの西川佳男さん。
13年乗っているNCのコンセプトは「誰もが笑顔になるロードスター、誰もが記憶に残るロードスター、楽しく走るロードスター」。会場へ向かう道中も至るところで声をかけられたそう。
参加者親子がそれぞれロードスターの助手席に乗り込み出発
当日は天候にも恵まれ約200名が参加。
個性あふれるクリスマス仕様のロードスターとユニークなサンタクロースとドライブ。
みなとみらい周辺にいる観光客からから手を振られる様子も見られた。
パシフィコ横浜の円形広場を出発して横浜赤レンガ倉庫、山下公園周辺をグルッと周り、20分ほどのオープンエアドライブwithサンタ。再びスタート地点に戻ってきた参加者親子には終始笑顔が溢れていた。
お母さまの由紀子さんは「風が気持ち良くてお天気も良かったのと、道行く人たちも喜んでくれたので素敵な思い出ができました。ありがとうございます」と親子で大満喫の様子。
また、会場では子供たちが楽しめるようにキーホルダー作りやバルーンアートなどの体験ブースも。
お母さまのはるさんは「すごい楽しかったですし、気持ちよかったですね。バックミラー越しに子供がニコニコしていて嬉しそうでした」と親御さんご自身も楽しそうに話してくれた。
「運営側の我々も楽しんでいます」
本イベントを主催しているRCOJ代表の水落正典さんによると、メンバー自身もサンタの衣装を着て愛車を装飾して走ることを楽しんでいるそう。助手席に乗ったお子さんや親御さんたちが笑顔になり、それを見た歩道の人たちが手を振り、まさにロードスターサンタが街に幸せを届けてくれるという景色が広がっている。
また水落さんは、「参加してくれたお子さんが大きくなって、オープンカーを手に入れて仲間になってくれるといいですね。彼らは今、10歳ぐらいじゃないですか。あと10年経って免許取って中古車買って、ここで乗せる側に回ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません」と今後の夢も語ってくれた。
参加者、主催者、街行く人々…誰もがハッピーになれるイベント「ロードスター横浜&東京サンタドライブ」。
読者の皆様のもとにもサンタクロースが訪れますように。Merry Xmas。
RCOJ(ロードスタークラブオブジャパン):https://www.open-inc.co.jp/rcoj/