マツダとロシア・ソラーズの合弁会社 年間生産5万基のエンジン工場を設立へ

マツダとOJSCソラーズは2016年9月2日、ロシア極東連邦管区プリモリスキー州ウラジオストク市にある合弁生産会社「MAZDA SOLLERS Manufacturing Rus(マツダソラーズマヌファチャリングルース 以下、MSMR)」のエンジン工場設立について、MSMRとロシア連邦政府が特別投資契約を締結したと発表した。 

設立される工場は、エンジン生産能力年間5万基を予定しており、2018年中の量産開始を目指している。また同エンジン工場の設立にあたって、ロシア連邦政府より2023年までの支援策が定められる予定。

2012年10月に操業を開始したMSMRでは、現在「CX-5」と「Mazda6」の車両組み立てを行ない、これまでに10万台以上のマツダ車を生産してロシア全土に供給した。

今後もマツダの高い自動車生産技術力と、ソラーズの持つ地域への強みを生かし、その協業をさらに進展させてロシアの自動車産業に貢献していく。

編:ロシアも未知数の巨大マーケット。三菱がロシア進出では成功しているが、それは三菱商事の存在という背景が大きく影響している。マツダは海外生産率を高める必要があるが、ロシアでの事業は特殊性もあり展開を読みにくい。だが事業規模拡大は大きな意味を持つことは間違いない。

マツダ 公式サイト

ページのトップに戻る