2012年12月12日、マツダは「CX-5」のガソリンエンジン車の燃費を向上させ、さらにキックダウンスイッチを全車に新装備するなどの改良を加え、同日から発売を開始した。
今回のCX-5 の改良は、ドライバーの意思で変速タイミングをコントロールできるキックダウンスイッチを全車標準とするなど、より気持ちのよい走りを熟成。これはフルスロットルまで踏み込まなくてもアクセルを一定の速さと踏み込み量があればシフトダンする仕組みで、アクセルペダルで意図的にダウンシフトさせることができるわけだ。
また、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」モデルは、JC08モード燃費を0.4km/L向上させ2WD車は16.4km/L、4WD車は16.0km/Lに。これですべての機種でエコカー減税の75%減税対象とした。
車体色では特別色「ソウルレッドプレミアムメタリック」を含む3色をボディカラーに追加し、全7色となった。また、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載車には、オープンエアの開放感を味わえる電動スライドガラスサンルーフを、8万4000円でメーカーオプションとして新設定している。