2012年7月25日、マツダは今秋発表予定の「マツダ６」（日本名はアテンザ）のセダンモデルを、8月29日から開催されるモスクワモーターショー（8月29日〜9月9日）で世界初公開すると発表した。なお出展車はロシア仕様とされている。
新型のマツダ６、すなわちアテンザは、スカイアクティブ技術と新デザインを全面的に採用したマツダのフラッグシップモデルで、5年ぶりのフルモデルチェンジとなる。新型マツダ6は、スカイアクティブ技術を全面的に採用したCX-5 に続く新世代商品の第2弾と位置付けられる。
新型マツダ6は独自の減速エネルギー回生システム「i-ELOOP（アイ・イーループ）」を初めて搭載するクルマとなる。「i-ELOOP」はキャパシターを利用した高速入出力が可能な蓄電システムで、マツダが提唱する「ビルディングブロック戦略」の第2ステップとされる。
新型マツダ6は、あらゆる領域でマツダDNAの核心「意のままに軽快に操る歓び」を追求。新生マツダを体現するフラッグシップモデルとされ、C、Dセグメントのクルマに求められる品格、様式、質感、快適性を備えている。走る性能、環境・安全性能、デザインなどすべてにおいてマツダの技術とこだわりの粋を尽くした。
なお、今回モスクワモーターショーに展示する新型マツダ6（ロシア仕様車）はセダンモデルのみで、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と6速AT「SKYACTIV-Drive」搭載車だが、もちろんクリーンディーゼル版、ワゴンモデルも存在する。
今回公表された写真と、すでにYouTubeにアップロードされているアテンザのティザー動画を見ることで、マツダ6のエクステリアの全体像がほぼ判明したといってよいだろう。
