【マツダ 】新型トールワゴンタイプ「フレアワゴン」はスズキ・パレットより魅力的?

マツダ フレアワゴンの画像
↑マツダ フレアワゴン「XS」

マツダは2012年6月26日、トールワゴンタイプの軽自動車「マツダ フレアワゴン」を新たにラインアップに設定し、全国の系列販売店を通じて同日から発売した。従来と同様にスズキからOEM供給を受けての販売で、ベース車はスズキ・パレットだ。また同時に発売される特別仕様車「ISリミテッド」にはアイドリングストップシステムが装備され、22.2km/L(JC08モード)の低燃費を実現している。

新型「マツダ フレアワゴン」はゆとりある頭上空間と後席でもくつろげる室内長で、大人4人がゆったり過ごせる室内空間を確保。開閉場所を選ばない後席両側スライドドアや低くて段差の少ないリヤのステップにより、高い乗降性を実現している。さらに助手席前には手軽な操作で格納できる保冷機能付きアッパーボックスを備えるなど、便利で快適な装備が充実しているのが特徴だ。

さらに商品概要について補足していくと、広さと使いやすさを両立したデザインとパッケージングが、やはり最大のポイントとなる。ゆとりと安定感を感じさせるハイ&ロングルーフを採用したスタイリッシュなフォルムの中に、ハイルーフとロングホイールベースにより、室内高1365mmと室内長2070mmのゆとりある室内空間を実現。インパネシフト&フロントベンチシートの採用で、助手席と運転席間の移動も容易だ。

そして開口部の幅を580mm確保し、高さを1230mmとした後席両側スライドドアと、地上高340mm(2WD車)の低いステップで、リヤシートへの乗降性能は他を圧倒するイージーさを誇る。さらに荷室開口地上高を535mm (2WD車) と低く設定し、荷物の積み降ろし時にも配慮。そして左右独立でダイブダウン(格納)するリヤシートにより、ほぼフラットで奥行きのある荷室面を実現。一般的な27インチ型自転車の積載が可能になっている。

ボディカラーは「アクアベールブルーパールメタリック」、「ブルームピンクメタリック」、「シルキーシルバーメタリック」、「パールホワイト」、「ブルーイッシュブラックパール3」の以上5色が今回は設定された。

装備面では、後席スライドドアに半ドア位置から自動的に全閉するスライドドアイージークロージャーを両側に標準装備。後席左側スライドドアに携帯リモコンでも開閉可能な電動スライドドアを採用している(LSを除く全車)。またプッシュボタンを押すだけでエンジンの始動、停止が可能なキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムも採用。さらにエアコンの冷風を利用する保冷機能付きアッパーボックスやシートアンダーボックスなど、使い勝手の良い豊富な収納スペースが用意されている。

走りの面では、定評あるスズキ製VVTエンジンと副変速機構付きCVTで力強い走りと低燃費を両立。とくに特別仕様車のISリミテッドには ヒルホールドコントロール機能付きアイドリングストップシステムが装備され、JC08モード燃費は22.2km/Lを達成している。

これでスズキからマツダへの軽自動車のOEM供給は、キャロル(ベース車はアルト、以下同)/スクラムワゴン(エブリイ)/AZワゴン(ワゴンR)/AZオフロード(ジムニー)に加えて計5モデル目となる。ちなみに2002年からOEM供給されていたスピアーノ(アルトラパン)は、2008年のベース車のモデルチェンジを機に絶版となっている。

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マツダ公式Web

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