マツダは2011年3月2日、タイとマレーシアで主力の中型セダン「Mazda 3(日本名アクセラ)」の生産を開始することを発表した。
マツダのタイにおける販売統括会社マツダモーターセールスタイランドは、マツダとフォードの合弁製造会社オートアライアンス(タイランド)で組立生産を行い、タイ国内において、新型Mazda 3を主力商品のひとつとして市場投入する。
一方、マレーシアでの、マツダ販売統括会社ベルマツモーターは、現地製造会社イノコム・コーポレーションに生産委託し、マレーシア国内向けに組立生産したMazda 3を発売する。2009年6月以降ベルマツモーターは、日本から輸入したMazda 3の完成車を販売してきたが、好調な売れ行きで、今後も販売台数の増加が見込まれるため、現地組立に切り替え、製造・輸送コストの削減や納期短縮などにつなげるとしている。