トヨタは2023年7月13日、RAV4 PHEV、レクサス NX450h+の電気システムに不具合があるとしてリコールを届け出た。
このリコールは、海外市場からの情報により実施された。不具合の内容はPHEVシステムの電圧変換装置(DC-DCコンバーター)の電流整流モジュール内部の部品構造が不適切なため、製造ばらつきなどにより使用過程で、このモジュールが故障した際に、短絡回路(ショート)が形成されることがあるというもの。
そのため、警告灯が点灯するとともに補機バッテリーから電流が流れ続けて発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
対策は、該当車両のDC-DCコンバーターを対策品に交換することになる。
該当車両は2020年4月〜2022年6月の間に生産されたRAV4 PHEV、レクサス NX450h+の2車種で、合計7617台となっている。