トヨタは2025年7月16日、アルファード、カローラなど21車種のメーターパネルに不具合があるとしてリコールを届け出た。リコール対象台数は計64万6376台。

このリコールは市場からの33件の報告を受けて実施されている。不具合の内容は、コンビネーションメータの制御プログラムの検討が不十分であったため、メーターの稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化することがあるというもの。

そのため、始動の際のメーター起動時にメーター画面が表示されず、速度計や警告灯などが確認できないおそれがある。
対策は、該当車両の全車両のコンビネーションメーターのプログラムを対策仕様に修正、またはメーターを対策仕様のプログラムに修正した対策品に交換することになる。なお、プログラム修正後にメーター画面が表示されなくなった場合は、メーターを無償交換するとしている。
該当車両は、2022年6月から2025年6月までの間に生産されたアルファード、ヴェルファイア、ハリアー、クラウン、RAV4、カローラ、カローラクロス、カローラ・ツーリング、カローラー・スポーツ、GRカローラ、GRヤリス、センチュリー、レクサス LBX、LM350h/LM500h、LS500/LS500h、RX350/RX350h/RX450h+/RX500hの合計21車種、合計台数64万6376台となっている。

