【レクサス】HS250hをマイナーチェンジ デザインアイコンのスピンドルグリルを導入

HS250h“version L” (プラチナムシルバーメタリック)

レクサスは2013年1月24日、ハイブリッドセダンのHS250hをマイナーチェンジして、同日より全国のレクサス店を通じて発売を開始した。今回の変更は、レクサスのシンボルとなったスピンドルグリルの採用に加えてL字型デザインを取り入れたLEDフォグランプを採用したフェイスに変身。また車高を10mmダウンして、低重心で踏ん張り感のあるスタイリングを実現したとしている。

HS250h (レッドマイカクリスタルシャイン)
HS250h“version L” (ファイアーアゲートマイカメタリック)
↑↓HS250h“version L”

インテリアでは、内装色にエクリュ(写真上)やブラック&ガーネット(写真下左)、ブラック&エクリュ(写真下右)などを新たに採用したほか、オーナメントパネルには環境負荷を抑制する日本ならではの天然素材のバンブーや、匠の手技によって創り出された縞杢(しまもく)を設定している。

メカニズムではまず、吸・遮音材の追加や材質変更などによって静粛性を向上。さらにスポット溶接打点の追加によりボディ剛性を強化、車体の前後にパフォーマンスダンパー(写真下)を採用したことで、操縦性や走行安定性を向上させ、かつ滑らかな乗り心地を実現したとしている。

またドライブモードセレクトに「SPORT MODE」を設定。従来型で実現した力強い加速性能に加えて、電動パワーステアリングの特性変更によって機敏な走りを目指した。

今回は環境性能も向上させている。ハイブリッドシステムの制御の見直しや充電効率の改良などにより燃費を向上させ、JC08モード走行燃費で20.6km/Lを実現。また環境に配慮した植物由来のエコプラスチックの採用範囲を、ルーフトリムやピラーガーニッシュの内装表皮などに拡大した。

最後に快適性の改善では、フロントドアに撥水機能付きスーパーUV・IRカットガラスを採用。これにより紫外線を99%カットする効果に加えて、赤外線(IR)を効率よく遮断。直射日光による肌への刺激をやわらげるだけでなく、エアコン負荷を抑えて燃費向上にも寄与させた。

また従来型と比べて、イオン発生数が約20倍のプラズマクラスター(高濃度タイプ)を採用。さらにセンターコンソールのUSB/AUX入力端子付近に、スマートフォンなどの携帯端末を収納できる小物入れを追加している。

レクサス公式サイト

COTY
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