2012年04月12日、LEXUSは「RX450h」「RX350」並びに「RX270」をマイナーチェンジした。今回の改良では昨年のGSから導入された「スピンドルグリル」を採用するなど、レクサスとしての存在感を強くアピールするモディファイが内外装に施された。またボディ剛性を向上して、操縦性・走行安定性をアップデートするとともに、装備の充実で快適性もアップ。より本格的なスポーティバージョンとして“F SPORT”を新たに設定している。
エクステリアでは、フロントフェイスとして力強い個性を放つスピンドルグリルをはじめ、L字型LEDクリアランス・テールランプなどを採用。次世代のLEXUSデザインを象徴する、圧倒的な存在感を主張する狙いが感じ取れる。またボディカラーには新設定のプラチナムシルバーメタリック/ガーネットレッドマイカ/ファイアーアゲートマイカメタリック(写真下左)/ラピスラズリマイカ(同下右)を含む全10色が用意された。
一方でインテリアでは、シートにアクセントステッチを追加して、シートカラーを新設定のガーネット(写真上右)とサドルタン(同上左)の2色を含む全5色を用意した。またナビゲーションシステムを一新して、社会インフラと協調して安全運転をサポートするDSRC(Dedicated Short Range Communication)及びDSSS(Driving Safety Support System)対応のモデルとしたほか、ナビゲーションやオーディオをマウス感覚で操作できる第2世代リモートタッチを採用。さらに各モデルの“version L”に下の写真の「リヤシートエンターテインメントシステム」をオプションで設定し、操作性・快適性を向上させた。
また今回はRX450h/350に、新たなスポーティバージョンとして“F SPORT”を設定。大型エアロバンパーや19インチアルミホイール、専用シート及びパドルシフト(350のみ)などを特別装備。それに加えて専用チューニングを施したサスペンションと、ボディのたわみや微振動を吸収するパフォーマンスダンパーにより、俊敏な走りを実現したとしている。
メーカー希望小売価格は以下の通り。また月販目標は600台としている。