ホンダ ヴェゼルをマイナーチェンジし新グレードも設定

ホンダは2024年4月25日、コンパクト・クロスオーバー「ヴェゼル」のマイナーチェンジを行ない4月26日から発売を開始する。

e:HEV Z(FF)

今回のマイナーモデルチェンジでは、「EXPAND YOUR LIFE」(エクスパンド ユア ライフ)をグランドコンセプトとし、ユーザーがさまざまな生活シーンで気軽に一歩を踏み出すきっかけになってほしい、という想いを込めているという。

e:HEV Zのインテリア

エクステリアは、フロントグリルとフロントバンパーのデザイン、リヤコンビネーションランプをLED化するとともに形状を変更。インテリアは前席2段センターコンソールを設定。センターコンソール形状を左右対称にすることで、運転席、助手席双方が同じように使え、上段も下段も両席からアクセスしやすくしている。

グレード展開は、ガソリンモデルのG、e:HEV X、e:HEV Zに加え、「e:HEV X HuNTパッケージ」、「e:HEV Z PLaYパッケージ」の2パッケージを新設定した。

「e:HEV X HuNTパッケージ」はベースグレードのe:HEV Xにアウトドアテイストを追加したパッケージで、従来グレードとして設定されていたe:HEV PLaYを、e:HEV ZのPLaYパッケージに変更。AWDとパノラマルーフの選択が可能となっている。

e:HEV X・HuNT パッケージ
e:HEV X・HuNT パッケージのインテリア

e:HEV X HuNTパッケージは、ルーフレールの採用に加え、専用アルミホイールやカッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュなどを専用装備している。インテリアは、プライムスムース×ファブリックにカーキ&ネイビーの専用カラーのコンビシートとし、ファブリックの素材には撥水・撥油機能のあるFABTECT(ファブテクト)を採用。

e:HEV Z PLaYパッケージ
e:HEV Z PLaYパッケージのインテリア

e:HEV Z PLaYパッケージは、従来のe:HEV PLaY同様に2トーンカラーを採用。フロントグリルに配置したトリコロールのアクセントの配色を変更したほか、ドアロアーガーニッシュはアクセントを効いたブルーに変更することで、個性や遊び心を表現。

ボディカラーは、新色としてシーベッドブルー・パールを設定。さらにヴェゼルとして新たに採用されたスレートグレー・パールとボタニカルグリーン・パールの2色を含む全7色を展開。2トーンカラーはe:HEV Z PLaYパッケージ専用で設定している。

インテリアは従来のe:HEV PLaYで好評のグレージュの色味を継承しながら、ピンストライプ/ステッチにライトブルーを効かせ、都会的で先進感の感じられるコーディネートとしている。

シャシーの変更点は、e:HEVモデルは、ダッシュボード、ルーフ、フロアの各遮音材と防音材の厚み、配置を最適化することで、エンジン始動音やロードノイズを低減させ静粛性を向上。またe:HEVモデルのFF車は、ダンパー減衰力を見直すことで、フラットで無駄のない動きを追求し、より快適な乗り心地としている。

パワートレインは、エネルギーマネージメント制御を見直すことで、エンジン始動回数、停止頻度を大幅に低減するとともに、アクセルレスポンスを向上させている。

ガソリンモデルは、1.5L・DOHC i-VTECエンジンを採用。低速域から高速域まで力強いパフォーマンスを発揮し、日常のさまざまなシーンでゆとりある走りを実現している。また、常に4輪に最適な駆動力配分を行なう「リアルタイムAWD」を全タイプに設定。

また、滑りやすい路面でのトラクションコントロールのブレーキ介入タイミングを見直すことで、より安心感のある発進・加速を追求している。

全車標準装備の安全運転支援システムの「ホンダセンシング」は、従来の機能に加えてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能、アダプティブ・ドライビングビームの機能を追加している。

価格

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COTY
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