ホンダは2025年7月24日、2025年後半に発売予定の新世代GTスポーツクーペ「2026年型プレリュード」に、シビック タイプRで採用されているサスペンションとワイドな前後トレッド、そしてブレンボ製フロントブレーキを装備していることを発表した。

初のハイブリッド・モデルとなる新型プレリュードは、滑らかで応答性が高くパワフルなホンダ2モーター式ハイブリッド(e:HEV)システムを採用。このハイブリッドシステムには、初めて新開発のホンダS+シフトシステムと組み合わされている。
ドライブモードの「ホンダS+シフト」は、リニアなシフトコントロールをさらに進化させ、プレリュードのスポーティでありながら気持ち良いドライビング感覚を生み出している。新型6代目プレリュードは、比類ないドライビングダイナミクスとドライビングプレジャーが体感でき、日常の運転でも快適な乗り心地を生み出している。

フロント・サスペンションは、2017年型シビック タイプRで初めて採用した革新的なデュアルアクシス・サスペンションであり、タイプR以外のモデルに初めて採用することになる。
デュアルアクシス式ストラット・サスペンションは、仮想キングピン軸を生成することができるためため、仮想キングピン軸はタイヤ接地面に対して理想的なスクラブ半径とキャスター・トレイルを設定することができ、通常のストラット式サスペンションに比べてより理想的な操舵フィール、外乱安定性を生み出すことができる。

もちろん、サスペンションとブレーキシステムは、新型プレリュード専用にチューニングされ、スポーティでありながら快適なグランドツーリングを楽しむことができるのだ。