【ホンダ】アキュアラ「NSXプロトタイプ」がついに走る

デモンストレーション走行を実施するアキュアラ NSXプロトタイプ

2013年7月26日、アメリカン・ホンダモーターは、新型「NSX」プロトタイプの世界初公開となるデモンストレーション走行を、オハイオ州ミッドオハイオ・スポーツカーコースで開催されるインディカーシリーズ第14戦「ホンダ・インディ200 アット・ミッドオハイオレース」において、決勝日にあたる8月4日に実施すると発表した。

 

デモンストレーション走行を行なうのは、2015年に北米で発売するのを皮切りに全世界で販売を予定している新型NSXのプロトタイプだ。新型NSXはすでに公表されているようにオハイオ州のメアリズビル四輪車工場に隣接する場所に設立予定の四輪車生産工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で2015年の量産開始に向けて、ホンダR&Dアメリカズで開発の真っ只中だ。今回、デモンストレーションを行なうということは、開発後期に入っていることを意味する。

2013年3月のジュネーブショーに出展されたNSXコンセプトはプロトタイプと同一デザイン

新型NSXは、軽量な複合素材ボディに次世代の直噴VTEC・V型6気筒エンジンをミッドシップレイアウトに配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWDR(Super Handling – All Wheel Drive)」を搭載したスーパースポーツモデルだ。新型NSXのSPORT HYBRID SH-AWDRは、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせるとともに、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステムで、今年9月に発売される新型フィット・ハイブリッドのモーター/トランスミッション・システムはこの新型NSXのフロント駆動用ユニットの流用といわれている。

 

 

アメリカンホンダモーター公式サイト
ホンダ公式サイト

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