ホンダは、世界初の3モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載し、操る歓びを追求したフラッグシップモデル「レジェンド」をマイナーモデルチェンジし、2018年2月9日に発売する。
今回のマイナーモデルチェンジでは、内外装デザインを一新している。まずエクステリアは、、フロントグリルや前後バンパーの意匠変更で、よりロー&ワイドで力強いアグレッシブな印象を際立たせた。さらにリアツインフィニッシャーの採用で、スポーティーな走りを予感させるデザインとし、ヘッドライト、テールランプのデザインは先進性かつ存在感のある印象に仕上げている。
インテリアは上質感と快適性を追求するため、シート形状を大幅に変更。安心感のあるホールド性と快適性を両立した。またインストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更するとともに、内装のカラーバリエーションを追加し、さらなる上質な室内空間を実現している。
インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)の小型化により、トランク容量を13L拡大したのも新型の特徴で、パワートランクの採用で使い勝手も向上させている。
ハンドリング性能と上質な乗り心地に関しても、さらに磨きがかけられた。ボディー、シャシー、制御など細部までチューニングを実施。ボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングを変更している。
また、エンジンと3つのモーターで四輪の駆動力を自在に制御するスポーツ ハイブリッド SH-AWDをさらに熟成。ドライバーが「意のまま」と感じられるようなハンドリング性能と上質な乗り心地を進化さた。
先進の安全運転支援システム「Honda センシング」には、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をHonda車として初搭載。高速道路などの渋滞時、0km/hから約65km/hまでの速度域で、前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減してくれる。
ボディーカラーは従来からのスーパープラチナ・メタリック、ギルデッドピューター・メタリックに加え、新採用色としてプラチナホワイト・パール、モダンスティール・メタリック、マジェスティックブラック・パール、プレミアムディープロッソ・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、オブシダンブルー・パールを加えた全8色が設定される。
新型レジェンドの国内販売計画台数は年間1,000台となっている。