ホンダは2026年5月21日、コンパクトなスポーツEV「Super-ONE(スーパーワン)」を5月22日に発売した。「Super-ONE」は乗車定員4名で駆動方式は2WDのワングレードとなっている。

Super-ONEのグランドコンセプトは「e: Dash BOOSTER」とされ、軽EV「N-ONE e:」をベースに全幅を拡大した専用シャシーを採用し、EVのドライビングプレジャーを高めるための多彩な専用装備により、小型EVならではの軽快な走りがもたらす操る喜びと、視覚や聴覚などといった五感を刺激する体感演出を融合。刺激的で高揚感のあるドライビング体験を目指したコンパクト・スポーツEVだ。

エクステリアは、ワイドなタイヤを包み込むブリスターフェンダーを採用し、ロー&ワイドなスタンスと力強さを表現。フロント、リヤに設けたエアダクトを含む専用エアロは、走行性能を支える機能性とデザイン性を両立している。

インテリアは、高いホールド性を持つ専用スポーツシートに、ブルー表皮をアシンメトリーに配して遊び心を演出。また水平基調のインストルメントパネルにより、運転に集中できる視界を実現している。

ボディサイズは、全長3580mm、全幅1575mm、全高1615mmで、ホイールベースは2520mm。N-ONE e:のプラットフォームをベースに、トレッドを40mm拡げることで、ハンドリング性能を向上。リヤシート・ダイブダウン&チップアップ機構もNシリーズから継承している。
ダイナミック性能は、小型EVクラス最軽量となる車両重量1090kgを実現し、1345mmのトレッドと185/55R15サイズの大径ワイドタイヤの採用により、コーナリング時や高速走行時でも安定感のある優れたハンドリング性能を生み出している。
ドライブモードは「ECON」、「CITY」、「NORMAL」、「SPORT」、「BOOST」と5種類を設定し、ドライバーの好みに合わせて選択を可能に。「CITYモード」では、アクセルペダルのみで加減速から回生ブレーキによる完全停車まで行なえるシングルペダルコントロールを採用している。

パワートレインは、小型のe-Axleと薄型大容量バッテリーの採用により、優れたパッケージング効率を実現。またSuper-ONE専用開発の「BOOSTモード」では、最大出力を通常モードの47kW(64ps)から70kW(95ps)へと増強し、力強く鋭い加速を楽しむことができる。
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さらに、MTの有段変速機のようなギアチェンジ感が得られる7速変速の仮想有段シフト制御と、アクセル操作に応じて仮想のエンジンサウンドを車内に響かせるアクティブ・サウンドコントロールを連動させることで、EVでありながらスポーティなエンジン車を操るような運転感覚を生み出している。出力拡大やサウンド演出に加え、助手席のLEDインパネラインイルミネーションとトリプルメーターが青から紫へと変化することで、視覚的な演出も行なわれる。
搭載するバッテリーの容量は29.6kWhで、WLTCモードでの航続距離は274kmを達成。充電時間は普通充電で約4.5時間、急速充電で約30分を実現している。また、AC外部給電器「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用することで最大1500Wまでの電気を取り出すことができ、外出先で電気製品が利用できるほか、非常時の電源としても活用できる。
オーディオは「BOSEプレミアムサウンドシステム」を、ホンダの小型モデルとして初めて標準装備している。BOSE独自の音響技術「Dynamic Speed Compensation」を採用。荷室に設置した13.1Lの大容量サブウーファーを含む8スピーカーにより、重低音から高音までバランスの取れた高品質なサウンドを実現している。
また、9インチのGoogle搭載Honda CONNECTディスプレイを標準装備している。「Honda Total Care プレミアム」の多彩なサービスに対応する他、Googleマップなどの豊富なアプリケーションをSuper-ONEとスマートフォンの間でシームレスに利用することができる。
運転支援システムは、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)を含む「ホンダセンシング」を装備している。

価格

*政府CEV補助金は130万円。東京都ではZEV補助金60万円が加わる。













