Hondaの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車(以下、東風ホンダ)は、現地時間2017年7月9日に新型「CR-V」を発表した。
CR-Vは、2004年に都市型SUVの先駆けとして中国市場で発売されて以来、これまで累計約150万台が販売されている人気モデルとなっている。2016年10月には米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターから北米向けの新型が発表され、そして2017年4月の上海モーターショーでは、東風ホンダによって新型のハイブリッドモデルが世界初公開。市場投入に大きな期待が集まっていた。
今回発表された市販モデルの新型CR-Vには、パワーユニットの異なる2種類のバリエーションが設定されている。ひとつは北米向けと同じく1.5L 直噴ターボエンジンを搭載する「スポーツ ターボ」。そしてもうひとつが、上海モーターショーでお披露目されたのと同じ、2モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド i-MMD」を搭載する「スポーツ ハイブリッド」だ。
この新型CR-Vの、中国総合燃費モードによる燃費性能は、スポーツ ターボが6.2L/100km、スポーツ ハイブリッドが4.8L/100kmというデータを実現している。いずれも省燃費性能に優れたSUVに仕上がっている。
また装備面では、先進の安全運転支援システムである「ホンダ センシング」をはじめ、充実した装備を採用。都市型SUVの新しいベンチマークとなるべく商品魅力の強化を図られている。