ホンダは2020年5月29日、「CR-V」、「インサイト」、「シビック」、「レジェンド」の低圧燃料ポンプに不具合があるとしてリコールを届け出しました。
リコールの内容は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製の羽根車)成形条件が不適切なため樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあるというものです。
インペラが変形すると羽根部がポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストする恐れがあります。この不具合情報は市場からの報告によるもので、不具合件数は21件です。
対策は、該当する車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換することになります。該当車輌は2018年7月〜2019年6月までに生産された車両で、合計1万2427台。