ホンダ・レーシング（HRC）は2024年4月16日、2024スーパー耐久シリーズ「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE」の「ST-Qクラス」に日の丸デザインを採用した「シビック TYPE R CNF-R」（#271）で参戦すると発表した。
ST-Qクラスに参戦するため、使用する燃料はカーボンニュートラル燃料を使用し、同じ燃料を使用するトヨタのルーキーレーシングやマツダのST-Qクラスの車両と戦うことになる。
また今回の「シビック TYPE R CNF-R」は、ホンダのF1参戦60周年を記念して、1964年にホンダがF1に初参戦したマシン「RA271」にちなんだカーナンバー271とし、RA271の赤い日の丸を配したカラーリングに敬意を払い、ボンネットに日の丸というカラーリングが採用されている。
ドライバーは、開幕戦の菅生4時間レースではスーパー耐久4時間レースでは大津弘樹選手、武藤英紀選手、野尻智紀選手を起用するが、その後のレースはプロドライバーだけではなく、モータージャーナリスト、あるいはドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト（HFDP）」の育成ドライバーなど、多彩なドライバーラインアップの起用を計画している。
さらに今シーズンからはホンダの自動車大学校であるホンダ学園で自動車のエンジニアリングや整備技術を学んでいる学生がメカニックサポートを担当し、人材育成活動にも協力していくとしている。
