2014年2月12日、ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、3月4日から開催されるジュネーブモーターショーにヨーロッパ市場向けの「シビック TYPE Rコンセプト」を出展すると発表した。
このコンセプトモデルは、ヨーロッパ市場向けの「シビック 5ドア」をベースに、走る性能を追求したスポーツモデルとして開発中の、「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデルとされる。エクステリアは前後とも大型のブリスターフェンダーを備え、WTCCマシンのイメージを再現し、迫力満点。
シビック TYPE Rは、走りと燃費を高次元で両立させる新世代パワートレイン技術である「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つとして開発中の「2.0L直噴ガソリンターボエンジン」を搭載。加速性能、ハンドリング、燃費性能を大幅に高めたモデルとして、2015年にヨーロッパでの発売を予定している。
ホンダは、このシビック TYPE Rコンセプトの他に、2014年FIA世界ツーリングカー選手権に参戦する「Honda Civic WTCC」の2014年型マシン、ヨーロッパで初出展となる燃料電池電気自動車のコンセプトモデル「FCEV CONCEPT」などを出展する。