ホンダの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、2017年9月8日〜10日に開催された2017年中国自動車産業発展国際フォーラムにおいて、EV開発に関する発表を行なった。
それによるとホンダは、2017年4月に上海モーターショーで発表した、2018年発売予定の中国向けEVの開発を、広汽本田汽車有限公司(以下、広汽ホンダ)、東風本田汽車有限公司(以下、東風ホンダ)、本田技研科技(中国)有限公司の3社によって共同で実施するとのこと。また発売に関しては、広汽ホンダと東風ホンダ、両合弁会社のブランドによって行なわれることが、今回新たに発表された。
さらに、中国向けEVの開発においては、中国のIT企業「Neusoft」と共同で行なわれることになった。具体的には、バッテリーマネジメント技術、車両データのクラウド管理、コネクティビティー技術などの開発が共同で行なわれる。
EVの開発にとどまらず、Hondaは効率の良い交通社会の実現や、新エネルギー車の普及拡大に向け、中国でのカーシェアリングサービスについても積極的に検討していくこととしている。