ホンダ 世界生産、海外生産、アジア生産、中国生産が1月として過去最高を記録

ホンダは2017年2月27日、2017年1月度の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。

1月度の生産実績は国内外ともに順調で、国内は前年比101.7%の6万2889台。3ヶ月連続で増加となっている。

海外も前年比102.2%の34万9834台で、これは1月単月としては過去最高となる。前年比での増加も6ヶ月連続という好調ぶりだ。

海外生産の内訳を見てみると、北米が97.6%、米国に限れば97.0%とやや落ち込みがある。しかしアジアは28ヶ月連続で前年同月を上回る堅調を見せているし、中国も106.9%の10万2444台と伸びは順調だ。このアジアと中国の販売台数は、海外生産全体と同じく1月単月として過去最高となっている。

また欧州は台数規模こそ小さいものの、前年同月比は140.7%。しかも6ヶ月連続での増加となっていることから、安定した伸びが見て取れる。

販売についても、数字を見る限りは非常に好調だ。登録車は3万337台で前年比114.3%。登録車名別6位の「フリード」が9,029台を売り上げ、5ヶ月連続増に貢献している。

届出車では相変わらず「N-BOX」が、届出車名別1位となる1万7641台で販売台数を牽引しているほか、「N-WGN」も届出車名別7位の6,808台を販売。他車種も合計すると2万9175台となり、前年比118.3%は4ヶ月連続での増加となっている。

海外での現地生産台数が増加していることもあって、日本からの輸出は全般的に減少傾向だ。北米、欧州、アジアのいずれも前年比は大幅に減少。総合計の4,904台は前年比48.0%となった。

honda_201701_sales

ページのトップに戻る