ホンダ 2016年の世界、海外、北米、アジア、中国生産が暦年として過去最高を記録

ホンダは2017年1月30日、2016年累計および2016年12月度の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。

12月の生産台数は、国内、海外ともに前年同月を上回り、それぞれ7万7923台で111.6%、33万1667台で107.1%となっている。合算した世界生産ももちろん前年同月から増加していて、40万9590台、107.9%となった。

このうち海外生産と世界生産は、12月単月として過去最高。海外生産のうち米国、アジア、中国を抜き出しても同じように12月単月過去最高を記録した。唯一北米のみが前年比96.1%の12万7899台で5カ月ぶりの減少となっている。

1〜12月の累計でも概ね好調な数字を見せていて、やはり海外生産と世界生産は前年比が約110%でいずれも5年連続での増加。世界生産、海外生産、北米生産、アジア生産、中国生産については、暦年として過去最高の台数となった。

国内販売に目を向けると、12月実績では登録車、届出車ともに前年比は110%を超える数値。総合計でも前年比111.7%の5万4740台を販売していて、これは4カ月連続の増加となっている。

主な車種の販売実績としては、登録車では「フリード」が8,870台で登録車名別5位、「フィット」が 6,220台で同7位。届出車では相変わらず「N-BOX」の強さが際立ち、1万4967台で届出車名別のトップを堅持している。また「N-WGN」が6,560台で同5位となっているのも、国内販売の好調を後押ししている。

1〜12月実績では、登録車でフィットが10万5661台で登録車名別4位となり、ヴェゼルも7万3888台で同8位。その結果前年比100.7%で2年ぶりの増加となっている。しかし届出車はN-BOXが18万6370台を販売して届出車名別1位をとりながらも、前年比は93.5%と3年連続の減少。それに引っ張られる形で、総合計も2年連続で減少となった。

日本からの輸出は総合計が1万5488台で前年比は120.0%。11月は17ヶ月ぶりの減少だったが、1カ月で台数を持ち直している。内容を見ると、11月に前年比65.9%まで落ち込んだ欧州向けが、前年比123.1%まで復活。他の地域も軒並み増加となっている。

1〜12月の累計も全般的に前年を上回る実績を見せているが、とくに目立つのが前年比300%を超える増加となった北米。これにより総合計も前年比218.2%と、大幅かつ2年連続の増加となった。

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