ホンダ 角田裕毅選手がレッドブルチームからF1日本GP参戦決定

ホンダは2025年3月27日、同社の育成プログラム出身でホンダが活動をサポートする角田裕毅(つのだゆうき)選手が、4月4日(金)~6日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIA F1世界選手権シリーズ Lenovo 日本グランプリレース」にOracle Red Bull Racingから参戦することが決定したと発表した。

角田選手は、2021年からホンダ・エンジンを搭載するレッドブルのセカンドチームである、アルファタウリ・レッドブル・チームで参戦を開始。2024年にアルファタウリ・レッドブル・チームからレーシングブルズにチーム名を変更しているが引き続きF1グランプリに出場してきた。

2025年は、F1界も大きく変貌し、レッドブル・レーシングで長年出場してきたセルジオ・ペレス選手がチームを離脱したたため、その空席に角田選手が昇格するのではと期待されたが、レッドブル・レーシングを統率するクリスチャン・オーナーはレンドブル・ジュニアチーム所属で角田選手より2歳若いニュージーランド人のリアム・ローソン選手を選んだ。

ローソン選手は、2025年シーズンの開幕戦のオーストラリア・グランプリでは決勝レースでクラッシュ、第2戦の中国グランプリでも最下位となり、レッドブル・レーシングのマシンに苦しんだ。

そこでレッドブル・チームは第3戦となる日本グランプリからローソン選手をセカンドチームのレーシングブルズに移籍させ、代わりに角田選手がレッドブル・レーシングに昇格することになった。ローソン選手に、より経験を積ませるためとチームは語っている。

こうした経緯で角田選手はNo1ドライバーのフェルスタッペン選手と同じチームに昇格となり、同じマシンのステアリングを握ることになった。

角田選手としてはF1初参戦から5年目で最高の環境に身を置くことになった。あとは結果を残すのみである。

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