ホンダのF1初勝利「RA272」含む歴代マシンを展示 鈴鹿サーキットに「Honda RACING Gallery」4月オープン

ホンダは2024年3月21日、三重県鈴鹿サーキットで、モータースポーツの“世界一への挑戦”と“技術”の発信拠点として、F1選手権に参戦した歴代マシンを中心に展示する「Honda RACING Gallery」を新設。F1日本グランプリの開幕に合わせた4月5日(金)にオープンすると発表した。

鈴鹿サーキットのレーシングギャラリーは、ホンダのモータースポーツの発信拠点として、2024年で初参戦から60周年を迎えるF1を中心に、実際のレースを戦った歴代マシンとエンジン、パワーユニットを展示する。

館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、各時代の最先端技術の詰まったレーシングマシンの機能美が感じられるデザインとなっている。

メインホールの中心には、1965年のメキシコグランプリでホンダのF1初勝利を飾った「RA272」と、2021年にマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した「Red Bull Racing Honda RB16B」の時代を超えた2台のマシンを展示。

さらに、メインホールの奥にも、F1での勝利の象徴となるレースマシン群を展示しており、ホンダの挑戦とその勝利の歴史を観ることができる。その背面パネルには、各マシンを象徴する数字を大きく配置し、勝利のストーリーを楽しめるような展示となっている。

地下1階にある企画展示エリアでは、鈴鹿サーキットで開催されるレースにあわせたレーシングマシンを展示する企画展を実施する。4月5日(金)からは、「F1日本グランプリ企画展示」を行なう。さらに今後は、スーパーGTや全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンを展示する予定としている。

■Honda RACING Gallery
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内
営業時間:10:00-17:00(季節によって変動あり)
入場料:無料(別途鈴鹿サーキットへの入場料 駐車料必要)

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