ホンダ・レーシングが主催するホンダ・レーシング・スクール鈴鹿（HRS）は、2024年度からフォーミュラ・クラスに、レーシングドライバー育成のための新型教習用フォーミュラカー「HRS-F24」を導入すると発表した。
HRSは、世界のトップカテゴリーで活躍するドライバー、ライダーを育成することを目的に開校されている。これまでに4輪では、F1での表彰台獲得経験や、インディアナポリス500マイルレース（インディ500）で2度の優勝経験を持つ佐藤琢磨選手やスクーデリア・アルファタウリからF1に参戦している角田裕毅選手など、世界のトップカテゴリーで活躍する選手を輩出してきた。
2輪では現在、ホンダチーム・アジアから、FIMロードレース世界選手権Moto3クラスに古里太陽選手が参戦している。
HRS-F24は、高い教育効果を目指したスクール専用車として、受講生のステップアップを視野に入れた性能とドライビングスキル評価のさらなる精度向上を追求し、かつ最新の安全性を装備し、受講生へ充実した学びの機会を提供することができるとしている。
それに合わせ、HRS-F24初の公開走行プログラム「New HRS-F Appearance × Takuma Sato」は、9月24日に鈴鹿サーキットで開催される「2023 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権シリーズLenovo 日本グランプリレース」の会場で実施される。
HRS Kartクラス、Formulaクラスのプリンシパルを務める佐藤琢磨氏、卒業生で現在FIA フォーミュラ・ツー選手権（F2）に参戦する岩佐歩夢選手と2023年度フォーミュラ・クラスの受講生がドライバーを務める。
■ HRS-F24公開走行プログラム
場所 鈴鹿サーキット
日程 9月24日
時間 12：20～12：45
