ホンダは、株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区)と共同開発iPhone向けアプリ「osoba(オソバ)」のサービスを2019年1月より開始する。今回リリースする「osoba」の発話キャラクターには若者を中心に人気を得ているバーチャル・シンガー「初音ミク(ハツネミク)」が起用されている。
「osoba」は、ホンダのオープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」のセンターディスプレイ装備車向けに開発され、USBを経由して取り出した車速・走行距離・外気温・灯火点灯状況などの車両情報をもとに、適切なタイミングでキャラクターがドライバーに対して発話、音声で情報をアナウンスする無料アプリだ(通信料はユーザー負担)。
今回、「osoba」の発話キャラクターに起用された初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディア発売の音声合成・デスクトップミュージック用のボーカル音源であり、そのキャラクターだ。「osoba」では、初音ミクの声でドライブがより楽しくなる情報や安全運転に役立つ情報、車両のメンテナンスに関する情報などをドライバーに提供していく。