2014年11月19日、ホンダはアメリカ・カリフォルニア州シリコンバレーに、コネクティッドカー技術(ネット接続型自動車技術)の研究開発機能強化のため、「Honda Developer Studio」を2014年12月に開設すると発表した。
この施設はホンダの情報技術の研究開発拠点であるHonda Silicon Valley Lab(HSVL)内に開設されるもので、一般のアプリ開発者が、クルマでの使用に最適化したアプリ開発を行なうことを支援することが目的だ。
当初はGoogleが発表したAndroid Autoのソフトウェア開発キットを使ったアプリ開発を積極的に支援するという。
このスタジオではアプリ開発者がホンダの技術者と協力して、実際のクルマの画面での見え方、アプリの操作性、オーディオの聞こえ方やボイスコマンドの正確性などを、誰でも検証できる。よりオープンな実験スタジオを設けることで、ユーザーに役立つアプリ開発を支援していくとしている。